青年会議所とは?
青年会議所とは?
1949年、明るい豊かな社会の実現を理想とし、責任感と情熱をもった青年有志による東京青年商工会議所(商工会議所法制定にともない青年会議所と改名)設立から、日本の青年会議所(JC)運動は始まりました。
共に向上し合い、社会に貢献しようという理念のもとに各地に次々と青年会議所が誕生。1951年には全国的運営の総合調整機関として日本青年会議所(日本JC)が設けられました。
日本JC設立以来、現在まで56年、その間日本JCは急速な拡大をみました。現在では日本に714の各地青年会議所(Local Organization Member:略してLOM)があり、その個人会員数は約43,000名に達しました。三つの信条のもと、よりよい社会づくりをめざし、ボランティアやまちづくりから、行政改革、地方分権などの社会的課題に積極的に取り組んでいます。さらには、国際青年会議所(JCI)のメンバーとして各国の青年会議所と連携し、世界を舞台として、さまざまな活動を展開しています。
青年会議所の特性
青年会議所には、品格ある青年であれば、個人の意志によって入会できますが、20歳から40歳までという年齢制限を設けています。これは青年会議所が、青年の真摯な情熱を結集し社会貢献することを目的に組織された青年のための団体だからです。会員は40歳を超えると現役を退かなくてはなりません。この年齢制限は青年会議所最大の特性であり、常に組織を若々しく保ち、果敢な行動力の源泉となっています。
各青年会議所の理事長をはじめ、すべての任期は1年に限られます。会員は1年ごとにさまざまな役職を経験することで、豊富な実践経験を積むことができ、自己修練の成果を個々の活動にフィードバックさせていけます。
青年会議所におけるさまざまな実践トレーニングを経験した活動分野は広く、OBも含め各界で社会に貢献し日本のリーダーとして活躍中です。たとえば政界では国会議員をはじめ、知事、市長、地方議員などの人材を輩出ています。日本では86代内閣総理大臣森喜朗氏、89代内閣総理大臣小泉純一郎氏、海外ではアメリカ42代大統領ビル・クリントン氏、第7代国連事務総長コフィー・アナン氏、フランス第5代首相ジャック・シラク氏も青年会議所のOBです。
JCマークについて
(2006年 第54回全国会員大会 第119回通常総会にて採用決議)
このマークが、我々青年会議所のシンボルマークです。右の中心部分に国連のマークがありますが、このマークの使用を認められている組織は、世界中で「ユニセフ」と「JC」の2つだけです。世界平和を目標とするJCは、世界的にも最も認められた組織のひとつといえます。